RevenueUI ドキュメント

同意とCookie

ファーストパーティCookieを使用する時点と、それが分析精度に与える影響を説明します。

デフォルトモード

data-require-consent="true"がない場合、トラッキングスクリプトはアクティビティ収集中にファーストパーティ識別子を使用できます。再訪問者の認識や、別タブ・別訪問の結合が可能になります。有効にする動作をプライバシー通知と同意実装に正確に記載してください。

Cookieの同意を必須にする

同意前にCookieを使用できない場合はdata-require-consent="true"を追加します。同意前または拒否後は分析Cookieを作らず、ランダムなセッションIDをsessionStorageに保存します。Cookieなしのページ・エンゲージメントイベントには訪問者IDがなく、現在のタブ内だけでナビゲーションをまとめます。

同意後はファーストパーティの訪問者CookieとセッションCookieを追加します。同意を撤回すると削除し、タブ単位のCookieなしIDへ戻ります。DNTとGPCは常に強いオプトアウトとして識別子作成とイベント送信を無効にします。

Cookieなし計測では、別タブ、後日の訪問、別端末で同じ人を安定して認識できません。同一セッションのトラフィックと帰属には使えますが、再訪問者や長期間のジャーニー分析の精度は下がります。

ログイン済みユーザーを識別する

明示的な同意後、疑似匿名の内部ユーザーIDを関連付けられます。

window.revenueUI?.consent("granted", { source: "your_consent_manager" });
window.revenueUI?.identify(currentUser.id);

メール、電話番号、氏名ではなく不透明な内部IDを使用します。使用できるのは英字、数字、._:-からなる1〜128文字です。生の値はページメモリにだけ保持され、収集エッジでハッシュ化されます。同意後の認証済みページ読み込みごとにidentify()、ログアウト時にresetIdentity()を呼びます。以前のイベントが遡って付け替えられることはありません。

収益帰属への影響

収益帰属には、対象の決済オブジェクトへRevenueUI訪問者IDまたはセッションIDを付与する必要があります。Cookieなしの場合はwindow.revenueUI.getIdentifiers()sessionIdをチェックアウトバックエンドへ送り、metadata.revenueui_session_idへ付けます。同じWebサイトで収集されたセッションだけが受理されます。

導入チェックリスト

  • 対象者と法域に対してCookieの事前同意が必要か判断する。
  • 判断に一致する生成済み埋め込みコードを使う。
  • 同意管理ツールとRevenueUIの状態を一致させる。
  • identify()は同意後だけ呼び、ログアウト時にリセットする。
  • タブ単位のセッションストレージとCookieなし収集をプライバシー通知へ正確に記載する。
  • 未同意時に分析Cookieが作られず、同一タブのIDだけを再利用することを確認する。
  • DNTとGPCで識別子もネットワークリクエストも作られないことを確認する。